みなさん、こんにちは。
事務局のアイです。
2023年10月24日(火)に、NPO法人きびる主催のイベント「ブレストアウェアネスってなに?」に参加してまいりました。
高崎総合医療センターの乳腺内分泌外科の医師の講演と、群馬大学病院の医師による「乳がんヨガ」の体験であったため大変興味深く、また両ドクターとも女性ということで、ぐっとハードルがさがり参加しやすさもありました。
講演では、生活に結びつけて「乳房を意識する生活習慣」を提唱されていました。
乳がんはセルフチェックが可能なため、入浴時のルーティーンに組み込むなど、スキンケアなどの際に乳房も一緒にケアすると変化に気づけるとのことでした。
そして、変化に気づいた場合、とても大切なのが医師に相談すること(受診)です。
何か変だなと思って受ける健康診断(検診)では、気になっていた違和感まで判断されない場合があるとのことでした。これは目から鱗でした。
確かに、一般の検診は健康な方の検査で、その中で隠れている病気をすくい上げる意味があります。
もちろんそこで見つからないこともあるのです。
そういったことからも、違和感があれば、ピンポイントで検査が可能で、ドクターに直接説明のできる病院の受診が大切ということでした。
また、乳がんの好発年齢は45歳~49歳に多いのですが、閉経を経てもう安心を思ってしまう60歳~64歳にも多く見られるため、油断せずセルフチェックと定期検診が必要とのことでした。
乳がんリスクを高める習慣についても説明がありました。
閉経後になりがちな「肥満」、そして摂取量が多いとリスクが高まる「アルコール」、そして「喫煙」です。
そのうち「喫煙」については、禁煙すればリスクが下がるため、喫煙習慣のある方はぜひ禁煙にチャレンジしてほしいとのことでした。
そして、初体験の「乳がんヨガ」については、実際にいくつかのポーズを試してみました。
胸を開くポーズなど、ゆったりとした動きと呼吸で全く無理がありません。
座ったままでできるポーズもありました。
乳がんは乳房を切除する手術を行うため、どうしても筋力低下が起こります。
ストレッチや筋力強化、リラクゼーションといったリハビリに乳がんヨガは大変効果的だと感じました。
前橋市で月2回行っており、ヨガインストラクターは医師のためとても安心感があります。
MINAMI'S YOGAリハビリ乳がんヨガ
第1,3木曜日 10:30〜11:20 COCON前橋 3Fスタジオ